福岡市立田隈小学校「図書室の畳」を新しくしました ~20年越しのご縁~
- 6月12日
- 読了時間: 3分
こんにちは。奥川畳店です。
先日、ご縁があって福岡市早良区の田隈小学校の図書室の畳を新しくするお手伝いをさせていただきました。
実はこの畳には、約20年前から続く小さな物語があります。
田隈小学校と奥川畳店のご縁は・・・
私自身も卒業生ではあるのですが、田隈小学校と奥川畳店としてのご縁は、今から約20年前にさかのぼります。
当時、学校では地域の方々にも利用していただける「ふれあいルーム」の整備が進められており、ご相談を受けて教室に畳を敷いたお座敷スペースを作らせていただきました。現在も、赤ちゃん向けの催しや敬老の日のイベントなど、地域の皆さんが集う場所として活用していただいています。
「もったいない」から始まった図書室の畳
その後も、生活科や社会科の授業で町探検の際、子どもたちがお店へ訪問してくれたり、仕事の魅力を伝える「出前授業」の講師をさせていただいたりと交流をさせていただいていました。 お客様のご事情で新品の畳を引き取る機会がありました。マンションや住宅のリフォームで、最初から入っていた畳を縁なし畳などに変更されることがあり、その際に使われずに残った畳でした。
まだ一度も使われていない畳を処分してしまうのはもったいない――。
そう考え、校長先生にご相談したところ、「ぜひ学校で使わせてください」と快く受け入れていただきました。
その畳は図書室の読書スペースに敷かれ、子どもたちが本を探すときに膝をついたり、読み聞かせの時間に座ったり、ときには寝転んで本を読んだりと、約10年間親しまれてきました。
そして今回、新しい畳へ
今年入学した娘が家でふと、
「パパ、図書室の畳ボロボロだよ。」と話してくれました。
実際に見てみると、長年子どもたちに使われてきた畳は、たくさんの思い出が刻まれた分、傷みも目立つようになっていました。
「子どもたちが毎日使う場所だから、気持ちよく過ごしてもらいたい。」
そんな思いから、このたび畳を新しくすることになりました。
子どもたちの笑顔に迎えられた納品の日
畳を引き上げる日は、6年生のみなさんが運搬のお手伝いをしてくれました。
さらに校長先生が「全校ミーティング」で畳替えについてお話ししてくださったそうで、新しい畳を搬入するのがちょうど昼休みだったこともあり、搬入の車を見た子どもたちが大勢図書室に集まってくれました。
「今日、新しい畳が入るの?」「今から見る!」
目を輝かせながら見学してくれる姿に、私たちまでうれしい気持ちになりました。夫婦で「こんなに幸せな気持ちになる納品は、なかなかないね。」と話したほどです。
地域の子どもたちに、畳の心地よさを
畳は、座ったり寝転んだり、本を読んだり、みんなで集まったりできる、日本ならではの身近な空間です。
これからも図書館で、たくさんの子どもたちが畳の上で本に親しみ、ゆったりとした時間を過ごしてくれたら嬉しく思います。
そして地域の皆さまとのご縁を大切にしながら、住まいだけでなく、こうした身近な場所でも畳の良さを伝えていけたらと考えています。
田隈小学校の皆さま、貴重な機会をいただきありがとうございました。




















コメント